経験者枠と一般枠

まず、社会人で公務員試験を受ける方法は2つあります。

1つ目は、大卒程度の一般枠で受験する方法です。一般枠の試験では受験資格を満たせば、社会人であっても試験を受けることが可能です。受験が可能な年齢制限があり、各自治体によって異なりますが、概ね21~30歳くらいまでに限られています。採点基準も一次、二次共に学生や社会人経験の有無に関係なく、一律に点数化され、合計点数によって合否が決まります。学習範囲が広いため、かなりの勉強量が必要になりますが、採用される人数が多めなので倍率は5~15倍程度です。社会人としての経験年数も浅く、まだ年齢制限までの間に何度かチャレンジできる時間がある場合にお勧めです。

一方で、社会人として働いたスキルを即戦力として採用したいと考える自治体も増えており、経験者採用枠(社会人採用枠など自治体によって名称が異なる)を設けるところもあります。勤続年数など受験可能な条件が自治体ごとに異なりますが、多くの場合は5年以上の社会人経験を求められます。希望する自治体の応募要項を良く確認しましょう。一次試験は教養試験と論文のみのところが多く、一般枠よりも勉強範囲は狭くなりますが、希望者が多く採用者数が少ないため倍率は一般職よりも高めになります。

まずは自分が受験できる条件に合わせて、どちらの枠を狙いたいか考えましょう。